③ブランディング

ブランディング…ってなんとも抽象的ですよね。

巷では「〇〇といえば○○」という状況を作りましょう!なんて言われます。

マヨネーズといえばキューピー。

高級車といえばベンツ。

たしかに、ブランドとして確立されていますが

これだけ聞いても何すればいいか全くわからない。

というわけで

今回はブランドを構成する3つの要素について解説。

あなただけの最高のブランドを作りましょうね。

ブランドを構成する3つの要素についてお話します。

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▶機能的価値
▶情緒的価値
▶自己表現的価値

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順番に解説していきますね。

機能的価値

機能や特徴、メリットや有益性ですね。

商品そのものの価値。

速い!安い!美味い!このへんは機能的価値。

例えばMacBookであれば

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▶価格
▶何インチ
▶CPU性能
▶処理性能
▶バッテリー何時間もつ

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とかとか。特徴とか性能面。

薄くて軽いとかもね。

これはなんとなくイメージしやすいですね。

情緒的価値

簡単に言えば

「お客さんがそのブランドについてどう思うか?どのようなイメージを持つか」ということ。

MacBookと聞くとどういったイメージが湧きますか?

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▶シンプルで洗練されたイメージ?
▶クールで先進的なイメージ?

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・スティーブ・ジョブズのプレゼンにわくわくした

・スティーブジョブズの理念に共感した

という方も結構いらっしゃる。

↑こういうのって、商品の機能には関係ないですよね。

ジョブズがどんな理想を語っても、どんなワクワクするプレゼンをしても

製品の機能が良くなるわけではありません。

しかし、多くの人がこうした感情的な部分で購入するんです。

情緒的価値で実際に買い物してるよね

「感情・情緒的な価値」で購入する

多くの人が、納得するんじゃないでしょうか。

実際、MacBookよりコスパのいいパソコンというのは存在しますし

ハイブランドの財布やカバン、アクセサリーなんかも

「機能」や「使い勝手」だけで買うならもっっと安いのいくらでもありますよね。

「あれはブランド代だよね~」なんて話をすることもあるんじゃないでしょうか。

私はそんなハイブランドは興味ないんですけど、

この間「MIU MIU」ってブランド(PRADAの系列)で小さい肩掛けのバッグ買ったんです。

16万でした。うーん16万、3万円くらいでも買えそうな感じでしたけどまぁブランド代ですよね。

「女の子の憧れアイテム」「キラキラしてると思われたい」

こうした感情的な面が大きいわけです。

「超高性能肩掛けバックなら16万だすぜ!!」と思って買ったわけではありません。

機能的価値もある程度必要だよね

とはいえですよ、

使いにくすぎるバッグなら可愛くても買わなかったですね。

「ちょっと外出るときに持ち歩くもの(財布とリップとか)が最低限入る」

「すぐ壊れない、汚れにくい」

とか、お客さんごとに「最低限」のボーダーラインがあって

そこを超えてたらまぁ超高性能じゃなくても別に良いわけです。

逆に言えば、ある程度の性能は必要。

Twitterビジネスで考えても分かりますが、

「その道のトップを走るプロ」じゃなくてもお客さんが満足のいく(悩みが解決できる)レベルを超えていれば機能面で言えば何でも良いわけです。

人は感情でモノを買い理屈で正当化する

Life Force-8「生命の8つの力」というのがあります。

人間の欲求は大まかに8種類って話(気になったらググってみて下さい)。

例えば「ベンツが欲しい!」となったときに

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▶お金持ちと思われたい
▶異性に注目されたい
▶優越感を味わいたい

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といった感情が存在しますよね。

「生命の8つの力」でいえば

▶社会的に認められたい
▶性的に交わりたい
▶他人より優れていたい

という感情から動いているわけです。

しかし、友達に「なんで買ったの?」と聞かれると

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▶運転しやすいから
▶細部までこだわってるから
▶デザインが良いから
▶走りが良くて

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と、機能面で「自分」と相手を納得させようとします。

「理屈」で納得。面白いですよね。

もも

ここまで機能と情緒の話をしてきましたが、じゃあ実際私は?というのを見ていただきましょう。

さて今回、数ある商品の中から「Twitter革命」を選んでいただいたわけですがズバリ決め手は…?

機能的価値は?

私の機能的価値は

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「スラスラ読めて、小ボケのある文章で楽しく勉強できる」
「具体例がめちゃくちゃ分かりやすい。初心者の私でも理解できる」
「月収100万以上稼いでいる」

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とかですかね。(レビューでもそういっていただきましたありがとうございます。)

でも考えてほしいんですが、

私よりマーケティング等に詳しい人って無限にいますよね?

月収1000万以上稼いでる方のコンテンツなんかもあります。

ではなんで選んでいただけたか?

Twitter革命

実際に、Brainの無料部分を読み直してみて下さい。

お気づきでしょうか。

無料部分、結構長いんですが…

「ほとんど感情面の話しかしてない!!?」

私の思いを熱く語りましたが、商品の内容説明してるの一瞬です(笑)

でも選ばれた、というよりだからこそ選ばれた。

今の時代、情緒的価値がめちゃくちゃ大事なんですよね。

(って話をしたかったけどコスパ良すぎて機能面で選んでくれた人も割といそう笑)

↑しかし、このコスパだとしても、私の思いについて熱く話をしていなかったらほとんど売れてなかったです。

それくらい重要なんですよね。

(ちなみに皆さんからいただいたたくさんのレビュー、ほとんど「機能面」についてです。「理屈で納得」してます笑)

自己表現的価値

さてさて、ここまで「機能的価値」と「情緒的価値」についてお話してきました。

なんとなくイメージは湧いてきたんじゃないでしょうか。

では「自己表現的価値」ってなんでしょう。

ズバリ………

使っているお客さんが「自分は○○である」と思わせる価値

なのです!!!!!!

うーん分からない。(笑)

解説します。

先ほどの「MIU MIU」というブランドで考えてみましょう。

女の子の憧れ、大人可愛い、キラキラ生きてる,(「BAD GIRL=不良少女(コンセプト)」)

といった情緒的価値がるということをお伝えしましたが

情緒的価値は「○○な感じだよね。」というイメージ。

「MIU MIUって大人可愛い、キラキラしてる感じだよね~」。

では自己表現的価値は?

実際にMIU MIUの服やカバンを身につけた女の子は

「私は、大人可愛くキラキラ生きているんだ」

ということを、周りに表明している

「自分の価値観を表現するためにそのブランドを使っている」

という状態。

なんとなくイメージできるでしょうか。

「スタバでMacBook開いて作業してるフリーランスってキラキラしてるな~」

という感情的価値に対し

「私はスタバでMac開いて作業してる成功者だぜ」という表明。

(本当はそうじゃないとしても)そういう気分になれる、周りにそう思われたいという自己表現。

そのブランドを・商品を使うことで自分を表現できる、という価値ですね。

どうやって作る??

なんとなく分かったけど、情緒的価値・自己表現価値ってどうやって作るの??

という疑問が浮かぶ頃でしょう。

(機能的価値はそのままなので割愛します)

情緒的価値は

なぜそれが必要なのか?

という部分で決まってきます。

私の場合

「コンテンツ販売で稼ごう」←機能的価値

なぜ?

「辞めたいと思ったときに仕事をいつでも辞められるという選択肢が人生を豊かにすると思うんだよね」←情緒的価値

それに付随するストーリーも情緒的価値を形成します。

「当時付き合っていた彼が精神病に。自分は経済力がなくて無力だった」

「インフルエンサーが自分の利益のための発信をしているor間違った発信をしているせいでみんな稼げない」

このイメージをコントロールすることが、自己表現価値に繋がります。

私は、Twitter始めた当初からインフルエンサーが敵です。

いわば「仮想敵」がインフルエンサーであるということ。

「仮想敵」を設定するというのは情報発信において重要です。分からない人はググって下さい。

まぁ仮想敵なんて言葉、当時の私は知りませんでしたが(笑)

シンプルに意味が分からなかったんですよね、

インフルエンサーにリプしよう!引用RTしよう!というのが。

いやそれ自分のためやん…

と気づいてしまってからずっと敵です。仮想敵と言うか、敵。

それに気付いてしまった夜に徹夜して急いでnote書きましたもん。

「インフルエンサーが隠しているTwitterの実態と伸ばし方」

(ド直球ですね笑 良かったら読んでみて下さい)

なんやかんや700部くらい売れました。みんなインフルエンサーに対して思うところがあったのかなと。

今でもインフルエンサーを敵に設定してますし、悪の根源だと思ってます。

今回のBrainも声が大きいだけのインフルエンサー、遠回りさせるインフルエンサーをしっかり敵にしました。

(いつのまにやら、私もインフルエンサーと言われるようになってしまったのが残念ポイント笑)

で、ですよ

これだけインフルエンサーは敵!って言ってる私が

某インフルエンサーに「がんばろうな!」とかリプしたり

声だけ大きいインフルエンサーに引用RTしてたら

皆からすれば「ん???」ってなります。

完全にブランドが崩壊します。

「ポジションメイク」のところでも少しお話しましたが

「お客さんが消えていく発信」なんですよね。

ブランドのイメージを操作するために「することとしないこと決める」という説明を受けたときしっくりきたのでシェアします。

私は「リプ周り無しで省エネ集客」というのも押し出しているんですが

これも、私がリプ周りしだすとブランドが崩れます。

ももに付いていく➡「インフルエンサーに搾取されない私」「リプ周りで浪費しなくても稼ぐ私」

という「自己表現」を実現しているから価値があるわけです。

あなたのブランドは?

では、最後にアウトプットして終わりにしましょう。

これは、ぜひ紙に書きだしてほしいですね。

毎日見るところに貼っておいてもいいくらい。

だって、「してはいけないこと」は常に意識しておかないといけないですからね。

まずあなたのブランドの機能的価値は?

1カ月で顔を出さずアプリで彼女が作れる?

3カ月で食事制限なしで5キロ痩せる?

3カ月でコンテンツ販売で30万稼げる?

自分のポジション、商品で考えてみて下さい。

あ!1つじゃなくても大丈夫ですよ。

では、それを推奨するのはなぜ?

さらに、その考えに至るまでにあったストーリーは?信念や理念は?

(これも1つじゃなくて多い方が良い。思い出すたびに書き足していってください。)

今思い出せなくても、あなたの人生、いろんなストーリーがあってあなたという人間・価値観ができています。

色んなストーリーがあるはずなんでぜひたくさん書き出してください。

あなたがしてはいけないことは?

ここまでで出した「機能的価値」「情緒的価値」のイメージを崩さないために

してはいけないことを書き出してください。

今回はここまで。お疲れ様でした~!